こんにちは。マコトです。
インフラエンジニアとして中小企業で10年以上働いています。途中に数年プログラミングやシステム運用・保守の仕事も経験があります
本記事では、
インフラエンジニアはオンライン学習などの通信教育って必要なのか?
っという疑問にお答えしたいと思います。
私自身プライベートでオンライン学習を申し込んだり、会社が契約している通信教育講座で勉強したりしたので、その経験を元にご紹介出来たらと思います。
インフラエンジニアになるのに通信教育って必要?
早速結論なんですが、
インフラエンジニアになる為に通信教育は必須ではない
です。
以下の記事でも書いていますが、インフラエンジニアは独学でもある程度努力すればなれます。採用枠が多いので年齢が20~30台前半ではあれば就職先も選べると思います。
こんにちは。マコトです。大阪のシステム会社でインフラエンジニアを11年間しています。 インフラエンジニアを目指す方は、独学でもなれるのか気になっているのではないでしょうか。特に一度就職に失敗して再チャレンジする場合[…]
なぁーんだ、じゃあ通信教育なんて受ける必要なんてないじゃん?
っと考えていると後で痛い目に合います。
確かにインフラエンジニアに「なること」自体は難易度は高くないですが、重要なのはインフラエンジニアになった後です。
実際は就職後がむしろ本番で長いエンジニア人生でたくさん経験したり、覚えなくてはいけない技術が山ほどありますよね。
WindowsOSやLinuxの基礎、クラウド技術やネットワークの知識など覚えるだらけで最初は苦労すると思います。
植物で例えるとインフラエンジニアに就職出来た状態は撒いた種からようやく芽が出てきた状態に似ています。
そこから、葉っぱが生えたり、枝が出来たり、果実がなったりしますがそこにたどり着くには嵐のような大雨や猛暑日、凍るような冬を乗り越えないといけないですよね。
前置きが少し長くなりましたが、つまりインフラエンジニアになってから少しでも楽が出来るように通信教育などのオンライン教材で事前勉強をしておきましょうっていう話です。
インフラ技術を通信教育で学ぶメリット
インフラエンジニアの技術を勉強する方法はスクールに通ったり、本屋で売られている書籍で勉強する方法などもありますが、個人的には通信教育は以下で紹介するようなメリットがあると思っています。
カリキュラムに沿った学習が出来る
自分で書籍などを購入して勉強する場合、あれもこれもと書籍を購入したけど結局手を付けたのは1冊だけっていう経験はありませんか?
書籍で勉強するのも悪くないですが、自分がスキル的にどのような位置にいるのか分からなくなる可能性があります。
通信教育でカリキュラムに沿った学習をすることで、「ここまで学習出来たから次はこのステップを目指そう」っと具体的な目標を立てることが出来ますよね。
自宅で勉強が出来る
あなたが集団学習が苦手で自分のペースで勉強したいタイプの場合、スクールに通って勉強することにハードルを感じるかもしれません。
自宅で学習環境をしっかり整えることが出来るなら通信教育であれば自宅で勉強することが出来ます。最近ではオンライン動画をベースとした通信教育が多いので、自宅にインターネット回線があれば勉強出来ます。
好きな時間に学習できる
通信教育の最大のメリットは個人的にはこれだと思っていて、自分の好きな時間に学習を進めることが出来る点です。
スクールに通う場合、営業日・営業時間が決まっているのでサラリーマンはなかなか開いている時間帯に通うのが難しかったりします。
また、書籍で勉強している場合は自分でしっかりスケジュール管理をして学習を進めないと計画通り進まないケースが多いです。勉強中に分からない部分が出てきて調べている最終に夜中の2時・・なんてことも十分ありえます。
一方で通信教育の場合、好きな時間に学習が出来るし、動画ファイルを再生して学習を進めていくスタンスになるので「動画の視聴時間=学習時間」となり学習計画が作りやすいと思います。
インフラ技術を通信教育で学ぶデメリット
メリットが多い通信教育でのインフラ技術の勉強ですが、デメリットもありますので注意して下さい。
尚、ここでのデメリットはスクールに通う場合と比較したデメリットになります。
実際に機器が触れない
スクールで勉強する場合、スクールが資産として持っているサーバやネットワーク機器を実際に触りながら学習を進めていくケースが多いです。スクール側も実際の機器に触れる点を強みしているケースが多く、受講生からの評判が良い証拠だと思います。
残念ですが、通信教育の場合実機に触ることは出来ないので、どうしても実機で試してみたい場合は、中古品のサーバやネットワーク機器を調達して下さい。
分からない点について質問出来ない(時間がかかる)
もう1つスクールが強みにしている点があり、それは学習中の不明点をすぐに質問出来る点があります。教室に講師が常駐して質問をすぐ聞ける環境は確かにありがたい環境だと思います。
通信教育の場合はサービスによってはチャット形式で即質問に回答してくれることもありますが、大抵はメールやメッセージ機能で質問を投げてから回答までにはしばらく時間がかかる事が多いですね。
学習を進めているとほぼ100%分からない点が出てきますので、通信教育でインフラ技術を勉強するなら質問は溜めずに随時質問した方がいいと思います。
インフラエンジニアの技術が学べる通信教育
会社に在籍していれば、会社が契約しているITスキル学習サービスプランの中にインフラ技術を勉強出来る場合がありますが、今回は就職前に受けることが出来る通信教育になるので、こういったサービスは省きます。
そうなると選択肢は1つになり、私も実際に申し込んでいくつか勉強しているんですが、Udemyというサービスになります。
ベネッセさんが運営されているオンライン動画学習サイトで、幅広いジャンルの学習をオンライン動画を通して学習出来るサービスですね。
インフラ関連だけでもこれだけ学習動画が用意されているので、独学でコツコツ勉強するには最適なプラットホームだと思います。
コンテンツも随時更新されていくので、進化が早いIT分野の学習でも心配ないです。
↓↓例えば、こんな講座
気になる方は一度チェックしてみて下さい。
今勉強するなら、クラウド技術かLinuxの資格
前章でどんな講座があるのか一部画像でご紹介しましたが、
未経験・初心者がこれからインフラエンジニアを目指すならどの講座を勉強すればいいの?
っと疑問を感じるかと思います。
その点に関しては私の経験上からですが、クラウド技術とLinuxの講座をまず受けた方がいい思います。
何故かと言うと、クラウド技術はインフラエンジニアの未来のデフォルトスタンダードになるし、Linuxの技術を持っていれば他のエンジニアと差別化が出来るからです。
以下の記事でクラウドエンジニアについて紹介しているので、良かったら読んで下さい。
こんにちは。マコトです。 社会人11年目で現在インフラエンジニア、過去にプログラマーと運用保守業務を担当した経験があります。 インフラエンジニアの業界もプログラマー程ではないですが、技術の進化が早く新しい[…]
【まとめ】
まとめです。
まず、インフラエンジニアになるだけなら通信教育やスクールに通うのは必須ではありません。
ですがインフラエンジニアになってからが本番で、出来るだけ苦労しないように事前勉強はやっておいた方が良くて、その方法としてUdemyなどの通信教育は動画ベースの学習なので視覚的に理解が深まるのでおすすめですってことです。
私は文系大学出身新卒でIT業界に入りましたが色々苦労したなと振り返って感じます。
就職前は書籍で勉強はさらっとしましたが、体系立てた学習が出来ておらず、DBやプログラミング、ネットワークなどをつまみ食いしたような感じだったので、入社後けっこう大変でした。
今考えると、事前に通信教育などのカリキュラムを通して勉強していたら最初の一歩が違っていたのかなとも感じますね。
私と同じような体験をしないように、出来るだけ準備をしてから入社するようにして下さいね。
オンライン教育に物足りなさを感じるなら
いかがだったでしょうか。
もし、オンライン動画などの通信教育では物足りない、実機を触りたい、講師にすぐに質問出来る環境が欲しいって場合は関東圏ならインフラエンジニアに特化したスクールもありますので、興味があれば無料体験出来るのでチェックしてみて下さい。
以下のスクールは全て無料で受講が出来て卒業後に就職先も紹介してくれるので、インフラスキルと就職先を同時に手に入れたい方は必見かと思います。
>>GEEK JOB