こんにちは。マコトです。
インフラエンジニアがメイン、過去にプログラマやシステム保守の業務も数年経験したことがあります。
IT業界を目指していて、インフラエンジニアに興味があるけどいまいちインフラエンジニアとして働くメリットが分からないって人多いと思うんですよね。
私も過去文系・未経験でIT業界に飛び込みましたが、何も考えずに取り組みはじめたこともあってモヤ~っとした感じがしばらく続いていた記憶があります。
こんにちは。マコト(@makoto_business)です。 私は文系大学出身でインフラエンジニアになってから今年で11年目になります。小さな会社ですが、アシスタントマネージャの役職を頂いています。 […]
あなたには私が11年間中小企業のシステム会社で勤めた経験をベースにインフラエンジニアになるメリットをご紹介したいと思います。
エンジニア歴11年で感じたリアルなメリット4つ
インフラエンジニアを含め、エンジニアを11年もやっていると当たり前に感じていることでも新卒時代には「それってけっこう熱いメリットやん」っと感じることもあると思います。
色々思い返して感じたメリットは以下4つですね。
技術職なので転職しても即戦力になれる
まず、大前提がこれ。インフラエンジニアは完全なる技術職なので同業界であれば転職しやすく、別業界でもITスキルを活かせる機会は多いです。
サーバ構築やネットワークスキルは一般企業のサラリーマンにとって神がかり的なスキルになるので、かなり重宝されます。
事実、私の会社から転職した人も病院のシステム保守担当やホテルのシステム担当になって過去のキャリアを活かして成功している人がけっこういます。
未経験からでも割と敷居は低い
これまでパソコンはExcel程度っていう感じの文系大学生は「IT業界は敷居が高い」って思っているかもしれませんが、割と敷居は低いです。
そもそも、人手不足で売り手市場である点と未経験でも会社の研修制度が充実していればスキルは身に尽くから文系出身の人はほんと多いです。
私の周囲の統計的には半数くらいが文系の印象ですね。
肝心なのは就職してから技術の勉強をストイックにやっていくことです。
こんにちは。マコトです。大阪のシステム会社でインフラエンジニアを11年間しています。 インフラエンジニアを目指す方は、独学でもなれるのか気になっているのではないでしょうか。特に一度就職に失敗して再チャレンジする場合[…]
フリーランスとして活動できる
20代になると「フリーランス」って言葉に憧れを感じると思います。
会社の制約に縛られず、自分のスキルで生活している感じがなんとなくかっこいいですよね。
インフラエンジニアもフリーランスで働く選択肢を選ぶ人が一定数存在します。
私も将来的にはフリーランスを目指していますが、未経験でいきなりフリーランスになるのはあまりおすすすめしません。
まずは「エンジニアのお作法」を最低数年積んでからチャレンジすべきだと思います。
仕事に慣れれば残業時間は調整出来る
これ他のエンジニアとは違うメリットだと個人的には思っています。
もちろん、閑散期・繁忙期はありますがインフラエンジニアの仕事は一度スケジュールと要件が決まったら基本的にはそのまま進んでいきます。
なので、スケジュールに合わせて計画通り作業が出来ていれば残業無しでさっさと家に帰って好きなことが出来るケースが多いです。
少なくとも、私の月間平均残業時間は一桁台ですね。
定時に帰って子供に「おかえり」って玄関に迎えに来てもらえる幸せを感じることが出来ています。
インフラエンジニアのデメリットも理解しておくべき
まず最初にインフラエンジニアのメリットをお伝えしましたが、デメリットもあります。
夜間・徹夜作業がたまにある
一般的なサラリーマンの場合、日中に仕事をして夜帰宅するのがルーティンだと思いますが、インフラエンジニアの場合たまに「夜間・徹夜作業」が発生します。
システムの切り替え日などは深夜業務に影響がないタイミングで実施するケースが多いので、必然的に夜間作業になるんですね。
もちろん、作業が無事終わったら代休なり有給なりを取得して体を整える期間はあるので心配いりません。
(こういった環境が用意されていない会社の場合は、転職を考えた方がいいかも・・)
お客様先・データセンターなどで作業する時期がある
エンジニア=プログラマーっと思っている場合、自分のデスクでパソコンとずっとにらめっこしているイメージを持っているかもしれませんが、インフラエンジニアは少し違います。
もちろん自社内でパソコンの画面とにらめっこしている時期もありますが、お客様環境やデータセンターを訪問してサーバーの設定作業を行う期間も割りと多いです。
私の業務上は半々くらいで社外作業になります。
なので、インフラエンジニアになり立ての頃は「思ったより移動が多いな」っと感じた記憶がありますね。
電車や新幹線などで移動するのが嫌いな場合は心づもりをしておいた方がいいと思います。
インフラエンジニアに興味があるならクラウドスキルは今後必須
もし、これからインフラエンジニアを目指そうっと思っているなら確実に勉強しておきたいのはクラウド環境の構築スキルですね。
昔はお客様環境やデータセンターにサーバを設置するケースがほとんどでしたが、今はAWS、Windows Azure、Googleクラウドなどのクラウド環境を利用するユーザさんが増えています。
私のように中小企業で働いていると、業務に追われて技術取得の機会が少ないケースが多いと思うので、自分から積極的にクラウド技術を勉強する心構えは合った方が後々楽が出来ると思います。
インフラエンジニアのメリットを理解したあなたへ
インフラエンジニアのメリットとデメリットはイメージしてもらえましたか?
この章ではメリットを感じた人・メリットを感じなかった人が次にこんな行動してみては?っと思った内容を紹介したいと思います。
メリットを感じた人
インフラエンジニアにメリットを感じたなら、まずは自分の条件にあったシステム会社でインフラエンジニアになりましょう。
取り組み方としては、
Udemyだったらオンライン動画を自宅で視聴しながらインフラ技術を勉強出来るし、GEEKJOBやエンジニアカレッジのように無料でスクールに通いながら就職先も紹介してくれるサービスもあるので、インフラエンジニアになる準備を進めていきましょう。
メリットを感じなかった人
この記事を読んでインフラエンジニアにメリットをあまり感じないなら、無理になる必要は無いと思います。IT業界にはプログラマやネットワークエンジニア等他の選択肢もありますからね。
スタートアップとしてスクールに通うならプログラマならTechAcademyは割りと評判がいいのでおすすめです。ネットワークエンジニアならネットビジョンアカデミーが人気があります。
【まとめ】就職後、即メリットを感じることはない
最後、まとめになりますがどの職業でも就職後すぐにメリットを感じることはまぁ無いと思います。
最初は雑用だらけで面白味を感じる部分は少ないですし、IT未経験なら横文字の名詞の連続で吐き気がおきるかもしれません。
ですが、数年やっているとじわじわとインフラエンジニアの面白味やメリットに気づいていくんですよね。
この記事を読んでいる時点では、ピンっと来ないかもしれないけどいつかあのブログで書いてあったことは本当だったんたんだなっと感じてもらえたら嬉しいですね。
それではまた。