インフラエンジニア・ネットワークエンジニアへの転職失敗回避策3つ

こんにちは。マコトです。

 

大阪の中小企業でインフラエンジニアを11年間やってます。

 

これから新たにIT業界に参入しようとしているなら、インフラエンジニアやネットワークエンジニアも選択肢の1つとして考えているかもしれませんね。

 

そんなあなたは今、こんな疑問を感じていないでしょうか?

 

インフラエンジニア・ネットワークエンジニアとは?
インフラ・ネットワークエンジニアの違いって何?
インフラ・ネットワークエンジニアになるメリットは?
インフラ・ネットワークエンジニアの失敗しない転職方法は?

 

本記事では、インフラエンジニア、ネットワークエンジニアを目指す場合に最低限知っておいて欲しい情報をお伝えし、転職に失敗しない方法を3つに分けてご紹介したいと思います。

 

これからIT業界を目指す方に分かりやすく解説していきますので、よかったら最後までお付き合い下さい。

インフラエンジニア、ネットワークエンジニアとは?

 

まずは言葉の定義からです。

 

IT業界ではシステムエンジニアという大きな括りでは無く、インフラエンジニアやネットワークエンジニアなど、〇〇エンジニアって呼ばれるケースが結構多いです。

 他にもアプリケーションエンジニアや組み込み系エンジニアなどたくさんあります。

 

その中で「インフラエンジニア」は、サーバーと呼ばれるアプリケーションを動かす高スペックなマシンを構築するサーバエンジニア、別の場所と通信を確立する為にネットワークを構築するネットワークエンジニアの2パターンがあります。

 

現実世界で例えると、

家を建てる大工がサーバエンジニア、道路を整備する土木工事業者がネットワークエンジニアとイメージしてもらったら分かりやすいと思います。

 

話を「インフラエンジニア」に戻しますが、インフラエンジニアは以下2つに分けることが出来るということです。

 

・サーバエンジニア(≒インフラエンジニア)

・ネットワークエンジニア

 

ただ、地域や職場によってこのルールはあいまいなので注意して下さい。

一般的には、インフラエンジニアはサーバエンジニアを意図する場合が多いように思います。

 

インフラエンジニアとネットワークエンジニアの違い

 

ややこしいので、この記事ではインフラエンジニア=サーバーエンジニアとして進めていきます。

 

インフラエンジニアとネットワークエンジニアの違いを簡単にまとめると以下です。

 

インフラエンジニアはサーバー機器に関わる仕事をする
ネットワークエンジニアはネットワーク機器に関わる仕事をする

 

要するに、扱う機器が異なるってことですね。

それぞれの業務イメージを少し掘り下げて解説します。

 

インフラエンジニアの業務イメージ

 

サーバー機器とは、WindowsやLinuxなどのOSを搭載している高スペックなマシンです。

インフラエンジニアはサーバ機器に対してお客様が希望する機能(例えば、メール送受信機能やWEBサイト公開機能)を設定していくのがメイン業務になります。

ネットワークエンジニアの業務イメージ

 

ネットワーク機器とは、ルータやスイッチ(HUB)などのネットワーク機器です。

またファイアウォールと呼ばれるサイバー攻撃からサーバを守ることに特化した専門機器を取り扱う場合もあります。

ネットワークエンジニアが設計・構築した仕組みによって、様々な場所から通信が実現出来ています。

 

共通点

共通点としては、どちらも構築業務以外に

 

・構築前に要件をヒアリングするコンサルティング業務

・構築後の運用・監視業務

・トラブル対応のヘルプデスクなどの業務

 

などがあることを知っておいた方がいいと思います。

 

また、環境部分では最近AWSやAZUREなどクラウド環境でインフラ・ネットワークを構築する案件が増えてきているので、フリーランスとして自宅で構築作業をするケースも増えていますね。

 

インフラエンジニア、ネットワークエンジニアになるメリット

 

インフラエンジニア、ネットワークエンジニアになるメリットを紹介します。

 

インフラ・ネットワークどちらも共通していますが、全部で3つです

 

経験(資格)でスキルアップ、年収アップが見込める

 

IT業界は経験と資格を重視する業界なので、自分の努力次第でスキルアップや年収アップが見込めます。

例えばキャリアアップにつながる業務案件を選んだり、IT業界でニーズの高い資格を取得することで、あなた自身の価値を高めることが出来るってことです。

 

私自身も自分から率先してニーズの高い案件のプロジェクトリーダーの業務を担当したり、資格取得に注力しました。

その結果部署内で他のメンバーよりキャリア年数は少ないですが、役職は上なので給料は先輩よりももらっています。

 

IT業界自体が伸びているので、安定感がある

 

IT業界の人材不足が深刻化しているという問題は聞いたことがあると思いますが、逆に考えるとそれだけ業界が伸びているってことです。

 

日頃のニュースをイメージしてもらいたいですが、

 

・IoT

・仮想通貨(ブロックチェーン)

・5G

・AI(人工知能)

 

上記は全てIT業界に関連するキーワードです。

 

これらの最新技術を今後も発展させていく必要のある我々エンジニアは客観的に考えて、需要がある人材と考えて間違いないと思っています。

 

独立してフリーランスに!

 

最近は「副業」が解禁されている大手企業も多く、終身雇用が保証されない時代になっています。

そういった状況の中でインフラエンジニア、ネットワークエンジニアの専門スキルを持っていれば自分でライフスタイルを選択出来る人生を選ぶことが可能です。

 

私の会社にもフリーランスとして契約を結んで仕事をしている要員がいますが、会社に属していない分間引かれる手数料がないので、高収入の人が多いですね。

 

インフラ・ネットワークエンジニアの転職失敗回避策3つ

 

ここまで読んで頂いていたら、インフラエンジニア・ネットワークエンジニアのイメージは何となく理解してもらえたと思います。

 ここからは、実際にインフラエンジニア・ネットワークエンジニアに転職をする場合に失敗しない為の回避策についてお伝えします。

 

私は元々文系大学出身・未経験でインフラエンジニアになったので、それなりに苦労もしてきました。

その経験を元にどういった観点で転職すれば失敗しないステップを踏めるのかお伝え出来たらと思います。

どちらを目指すか決める

 

まずインフラエンジニア、ネットワークエンジニアどちらを目指すのか決めた方がいいと思います。

一番やってはいけないのが転職サイトなどで適当にIT業界のシステムエンジニア募集案件に手を出すことですね。

 

感覚的な部分もありますが、サーバに機能を実装して、サービスが動くことに達成感を感じる場合はインフラエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。

私はプラモデルを作ったり、ブロックを組み立てるのが好きだったので単純にインフラエンジニアを目指しました。

 

ネットワーク機器に設定を追加して、通信が自分の思い通りに制御できることに達成感を感じるならネットワークエンジニアが向いているかもしれません。

イメージ的にはプラレールや迷路作りが好きな人はおすすめですね。

 

また、ネットワークエンジニアはサイバー攻撃に対する知識が必要になるので、セキュリティ制御に興味がある場合もありです。

セキュリティに強いエンジニアは今後需要も高いですから。

 

いずれにしても、まずどんなエンジニアになりたいのか具体的にイメージしてから転職活動を始めましょう。

 

ITに特化した転職サイトでリサーチする

 

 

一般的に転職をする時には転職サイトで募集されている企業から選ぶと思います。

転職サイトは世の中にたくさん存在していて、どのサイトで決めればいいのか迷うかもしれません。

 

あまりおすすめしないのは、総合的な転職を範囲としている転職サイトです。

例えば、「リクルートエージェント」や「doda転職エージェント」ですね。

 

総合職や営業職の転職であれば案件も多いですし、これらの大手転職エージェントの方が幅広くチェックが出来ると思います。

 

しかし、エンジニアなどの技術職の転職の場合は「案件数」よりも、具体的な「職種」や「業務内容」が明確に分かる方が重要だと思います。

 

IT業界に特化した転職サイトであればより細かな希望を満たした企業を探すことが出来るので、「エンジニア」っていうおおきな括りでの転職ミスを防ぐことが出来ます。

 

担当者も業界に詳しい人が担当になってくれるので、転職サイトに登録するならITに特化した転職サイトにした方がいいと思います。

 

↓↓ITに特化した転職サイト

>>マイナビエージェント×IT

>>社内SE転職ナビ

 

転職先リサーチ時の注意点を意識する

 

ITに特化した転職サイトに登録した後は、自分に合った企業を探すことになります。

そのステップで注意した欲しい点が全部で3つあります。

 

将来性

 

1つ目は将来性です。

将来性というのは、自分のキャリアの将来性とリサーチしている会社の将来性になります。

 

自分のキャリアの観点の場合、募集しているのがインフラエンジニア・ネットワークエンジニアでも、業務内容が「運用監視」がメインだと基本的に日々の作業はルーチンワークになります。

そうなるとスキル的に向上出来る部分が少ないので残念ながら、効率的なキャリアアップが見込めません。

 運用監視業務は、業務知識が付くので最初の転職先としてはおすすめですが、数年後は別の業務も検討した方がいいと思います。

 

会社の将来性の観点では、その会社が現在どういったサービスを提供しているのか、将来どういった方向性を目指しているのかを確認しましょう。

 あなたが目指しているキャリア設計と方向性が違うのなら他の面で満足していても、後々後悔することになると思いますので、候補から外すことをおすすめします。

 

業務内容

 

将来性の部分でも書きましたが、業務内容はしっかり確認しましょう。

転職サイトに書かれている募集要項や業務内容に「システムエンジニア」や「インフラエンジニア」と書かれていても、具体的な業務内容が書かれていないケースが多いです。

 

あなたはネットワークエンジニアを目指していたのに、採用後にサーバーエンジニアの部署に就職してしまう可能性は十分あります。

このような事態を避けるには、リサーチ時に担当に詳細を問い合わせたり、面接時に直接会社の面接官に確認するようにしましょう。

 

資格取得の補助金

 

 

これは個人的な意見ですが、リサーチしている会社に資格取得の報酬金や補助があるかどうか確認はした方がいいと思います。

 

インフラエンジニアやネットワークエンジニアに関連する資格は多数あり、就職後は資格を取得することで個人のステータスが上がっていきます。

 

ですが、日々の業務が忙しい中で業務時間外に資格勉強の時間を割くことは簡単ではないんですね。

 

そういった状況の中、会社からの資格取得に向けた支援有無はけっこうデカいです。

 

私が所属している会社は資格によって報酬金や補助が出ますので、資格勉強のモチベーションアップにも繋がります。

 

資格は仮に会社を辞めても残るので、自分のキャリアの為にも資格取得支援をしている会社を選ぶようにしましょう。

転職前に自分の価値を高めるには

 

転職する前に少しでも自分の価値を高めたい!っていう意識の高い人もいるかと思います。

 

エンジニアの場合、自分の価値を高めるとは資格を取得したり技術の勉強をすることだと思いますが、ぶっちゃけ現時点であれば年齢が若ければ需要があるので、勉強しなくても就職出来る場合もあります。

 

以下の記事にも書いていますが、ご自分の状況と照らし合わせて判断してみて下さい。

 

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まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

結論になりますが、インフラエンジニアとネットワークエンジニアの違い、メリットを理解して自分に向いていそうだなっと思ったならチャレンジしてみて下さい。

 

転職先を見つける時はITに特化した転職サイトで自分に合った業種を選ぶようにしましょう。

もし、いまいちイメージ出来ないなら全体的な業務知識を得ることが出来るインフラ関連の「運用監視業務」にチャレンジしてみて下さい。

 

↓↓以下の転職サイトには監視業務の案件も用意されていました

>>マイナビエージェント×IT

>>社内SE転職ナビ

 

インフラ、ネットワークエンジニアの転職先を半自動的に見つける方法

 

 

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