インフラエンジニアはつまらない?10年以上勤続出来た理由を紹介

こんにちは。マコトです。

 

IT業界に11年間勤続しており、インフラエンジニア7年、プログラマー3年、システム保守を1年ほど経験した実績があります。

 

もしかしたらあなたは、

 

インフラエンジニアってつまらないなぁ・・・

 

っと四六時中考えるようになって、気づいたらこの記事にたどり着いたのかもしれませんね。

 

私も現在進行形ですが、インフラエンジニアとして働いているので、その気持ちはよく分かります。

 

本記事では、私の11年間のエンジニア人生を踏まえて

 

インフラエンジニアが本当につまらない職業なのか?

 

について紹介しています。

 

また、私が勤続出来ている理由やコツについても書いてみました。

他の業界に転職するかどうか検討しているのでしたら、多少はお力になれると思います。

 

インフラエンジニアがつまらない3つの理由

 

一言で「インフラエンジニアはつまらない」っと言っても人によって理由は様々ですよね。

私の経験上、大きく分けて理由は3つあると思っています。

 

社会人3年目まではどの業界も基本つまらない

 

1つ目は、社会人3年未満の人がインフラエンジニアの仕事内容がつまらないと感じるパターンです。

 

多くの人がこの理由に該当すると思っており、私も漏れなくこの感情は体験しました。

 

きっと、3年目くらいに任せてもらえる仕事って電話対応、ドキュメント作成、手順書通りに作業をする、社内の評価環境でサーバーやアプリの動作検証する・・こんな感じではないでしょうか。

 

確かに、今お伝えしたような仕事内容だったらつまらないと思うのは当然です。

何か社会に貢献出来ていない感覚になって、疎外感を感じてしまうんですね。

 

でも、少し考えたら分かることですが、新卒未経験でインフラエンジニアになった場合、知識・経験に無いあなたは会社にとって残念ながら「戦力外」です。

 

この時期はひたすら基礎知識を脳みそに詰め込んで、反復練習で経験を積んでレベルアップを求められる時期なんです。

 

後でも書きますが、「インフラエンジニアの面白さ」を感じるのはもう少し先の話なんですよね。

これは、インフラエンジニアに限らずどの業界でも同じだと思います。

 

運用・保守業務は20代には退屈だと思う

 

2つ目は、新卒でいきなり運用・保守業務に長期間取り組むケースです。

 

運用・保守の業務はIT業界の基礎知識を手に入れることが出来るので、レベルアップには最適です。

 

しかし、日々の作業はルーティンワークになってしまうので面白みはないですし、取得出来るスキルも限られているので、新卒でずっと所属していると退屈だと思います。

 

一定のスキルを身に付けたら次の章でも紹介していますが、インフラエンジニアの仕事は運用・保守以外にもありますので別の業務を検討するのも1つの選択肢ですね。

 

そもそも他の業界で仕事がしたい

 

3つ目は、入社した時からインフラエンジニアに興味が全くないケースです。

私の周りでも、別の業界を元々希望していて全部落ちたので仕方なくインフラエンジニアになった人が何人か知っていますが、ほとんどの人が続いていないです。

 

少しでもインフラエンジニアの業務内容に興味を持てる部分があればいいですが、興味が無ければ、インフラ技術を覚えることも「苦痛」になると思います。

 

これは精神衛生上もよくありません。

 

残念ですが、この理由でインフラエンジニアがつまらないと感じているなら、転職して自分が希望している業界に再チャレンジする選択をおすすめします。

 

インフラエンジニアの業務内容は?

 

もしかしたら、今あなたが取り組んでいるインフラエンジニアの業務がつまらない場合もあると思いますので、ざっくりですがインフラエンジニアの業務内容を紹介します。

 

あなたがどの業務内容に当てはまるのか意識しながら読んでみて下さい。

 

大きく分けて3つあります。

 

要件ヒアリング(フロントエンジニア)

 

別名フロントエンジニアと呼ばれたりしますが、受注したインフラ部分の要件をお客さんとつめたり、インフラの仕事を営業してお客さんに提案するのが主なお仕事です。

 

業務中は手を動かすより口を動かしている時間の方が長いと思います。

 

入社してからいきなりこの業務に付く場合もありますが、ある程度インフラエンジニアの技術を知っている必要があるので、設計や構築を経験してからなるケースが多いです。

 

直接お客さんとコミュニケーションを取って、お客様の要望を実現する仕事になるのでお客さんに感謝されるやりがいのある役割です。

 

設計・構築

 

ザ・インフラエンジニアの業務内容です。要件が決まったインフラ構築案件に対して、実際に設計したり、サーバー・ネットワークを構築するお仕事です。

 

業務としては、お客さんとのコミュニケーションが半分、実際に手を動かすのが半分っていう感覚です。

 

これまで物作りをしてこなかった場合も、実際に業務でサーバーを作ってお客さんに納品することで達成感ややりがいを感じる場合もあります。

 

運用・監視

 

最後が運用・監視です。

運用・監視は既に本番運用しているサーバやネットワーク機器が問題なく動いているか監視したり、システムのメンテナンスをするのが主な仕事になります。

 

インフラエンジニアの業務の中では「縁の下の力持ち」的な存在で、実際にお客さんと話す機会も少ないですが、重要な役割を担っています。

 

基本的には手順書に沿った点検・監視をすることになるので、未経験でも取り組むことが出来るし、IT業界の基礎を身に着けることが出来る業務内容になります。

 

インフラエンジニアに向いている人ってどんな人?

 

ここまで読んで頂いても、インフラエンジニアの仕事がつまらない理由が分からない、次のステップに踏み出せないっていう場合は、性格上インフラエンジニアに向いていないのかもしれません。

 

つまり、インフラエンジニアの適正がないのかもしれません。

 

以下の記事でインフラエンジニアの適正について詳しく書いているので、適正を疑っているなら一度読んでみて下さい。

 

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私が11年間インフラエンジニアを勤続出来た理由

 

どれくらい参考になるか分かりませんが、私が11年間エンジニアとして継続できたのかこの記事を書くに当たって思い返してみたので、お役に立てれば嬉しいです。

 

何となく「IT業界で手に職付けたい」と思っていた

 

私の場合インフラエンジニアになりたい!と明確なビジョンは無かったですが、なんとなく「IT業界で手に職付けたい」とは思っていました。

 

今振り返るとこの感覚は地味に重要だったなと思っています。

手に職付けたいと思っていましたので、インフラ関連の資格勉強も積極的に取り組みましたし、1つ1つの業務も面白みを見つけて取り組む意識がありました。

 

逆にもし私が全くIT業界に興味が無かったら、入社3年持たずに辞めていたと思います。

 

一人前になってから景色が変わった

 

曲がりなりにも数年間インフラエンジニアをやっていると、知識・経験が増えてスキルが上がります。

スキルが上がると上司にも認められて任される仕事が増えてきます。

 

私は自分一人でお客さんとやりとりして、要件ヒアリング・設計・構築フェーズを任されるようになってから景色が変わって、面白みが増しましたね。

 

プログラマー・システム運用も経験したから

 

私は幸運にもインフラエンジニア一筋では無く、一定期間プログラマーやシステム運用の業務も並行して行なっていた時期がありました。

 

インフラエンジニアのみ経験していると、自分はプログラマーの方が向いているかもと迷いが生まれますがインフラエンジニアと並行しながら経験出来たので、「やっぱりインフラエンジニアがいい」と確信することが出来ました。

 

文系出身の私の場合、プログラマーの業務はプログラミング言語に面白みを見いだすことが出来ず、向いていないなという結論に至りました。

 

あなたがもしインフラエンジニアしか経験していないなら、一度プログラマなどアプリケーションエンジニアを目指すのもありかもしれません。

 

つまらないからインフラエンジニアを辞めたい場合

 

いかがだったでしょうか。

 

インフラエンジニアの業務は基本的に地味な部分が多いですが、システムの基幹を構築する「縁の下の力持ち」要素があり重要な役割を持っていると感じています。

 

ですが、これまでこの記事でご紹介したように適正が無かったり、他の業務を経験した事が無い場合はつまらないと感じてしまうかもしれません。

 

インフラエンジニアの仕事がつまらない理由を自分自身で理解して、納得して辞めるなら個人的にはありだと思っています。

 

以下の記事でインフラエンジニアを辞める時のステップを詳しく紹介しているので、読んでみて下さい。

 

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