インフラエンジニアから社内SEに!転職時の注意点・コツ5つ紹介

こんにちは。マコトです。

11年間現役インフラエンジニアを続けています。

 

インフラエンジニアを続けていると様々な理由から

 

社内SEに転職したい!

 

と考えるかもしれません。

 

そして、

 

じゃあ、インフラエンジニアから社内SEってなれるの?

 

という疑問も出てくるかと思います。

 

実際、私も6年目か7年目くらいの時に同じように考えていました。

 

本記事では、その疑問に現役インフラエンジニアの観点で踏み込んでみたいと思います。

 

読んで頂いた後で、やっぱりインフラエンジニアを続けようと思うかもしれませんし、更に社内SEへの転職を強く希望するかもしれないです。

 

それは、あなたの価値観によって変わるので私はその選択をする手助けが出来たらと思います。

 

インフラエンジニアから社内SEは可能です

 

いきなり結論になりますが、インフラエンジニアから社内SEへの転職は十分可能だと思います。実際、私の職場でもインフラエンジニアを辞めて他の会社の社内SEとしてばりばり働いている人が数人います。

 

後ほど詳しく書きますが、あなたが転職を目指す会社が求める「社内SEスキル」を持っていれば転職は十分可能です。社内SEと言っても業務は多岐に渡りますから。

 

重要なのはあなたがインフラエンジニアから社内SEを目指す過程です。

 

私は以下5つの観点で社内SEに転職するかどうか検討する必要があると思っています。

 

⒈何故インフラエンジニアから社内SEを目指すのか
⒉そもそも社内SEの業務を理解しているか
⒊社内SEのメリット・デメリットは何か
⒋社内SEに必要なスキルは何か?
⒌社内SEに転職活動する時のポイントを理解しているか

 

この5つのポイントを理解した上で転職活動をすれば、転職に失敗する確率は現時点より大きく下がると思います。

 

これからこの5つを詳しく説明していきます。

 

何故社内SEを目指すのか?

 

まず、あなたは社内SEを目指す明確な理由を整理出来ていますか。

簡単に言えば、今の現状に満足していなくて、今よりも良い生活をしたいからではないでしょうか。

 

例えば、

 

・出張や残業が多くて家族と遊べないのでプライベート時間を確保したい

・サーバーやネットワークよりプログラミングなどの開発に興味がある

・インフラエンジニアは続けたいので社内でスキル活かせる業務に就きたい

・今の給料に満足していないので、転職する選択肢として社内SEを検討したい

 

こんな感じの明確な理由を持っておくべきだと思います。

今感じている転職理由はしっかり紙に書き出して整理しておくことをおすすめします。

そうしないと、すぐに転職を志した当初の記憶を忘れてしまいから。

 

整理をした上で、あなたが目指す社内SEはあなたが理想とする生活スタイルを目指せるのかよく吟味して下さい。

 

何故インフラエンジニアを辞めて社内SEになりたいのかイメージ出来ていない場合は、以下の記事を参考にして下さい。

 

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社内SEとは

 

社内SEは大きく分けて2つの種類があります。

先ほど説明した社内SEを目指す理由にも関連しますが、転職活動をする際に事前にどちらの選択肢にするのか検討しておいた方がスムーズかと思います。

 

パッケージ開発・システム保守

 

転職先が自社開発ソフトを提供している場合は、パッケージ開発の要員として採用される可能性があります。またユーザに導入済みのパッケージをメンテナンス・保守する要員になるケースも考えられますね。

 

いずれにしても、パッケージ開発やシステム保守として採用を目指す場合はある程度プログラミングやデータベースなどインフラエンジニアで手に入れにくいスキルを求められるので、努力は必要ですね。

  

社内インフラの構築・運用

 

社内やクラウド環境の自社サーバを構築・運用する業務が「社内インフラ」になります。

自社の社員が利用する新規サーバを構築したり、社員が使用しているパソコン管理、セキュリティ対策などがメイン業務になります。

 

社内インフラはインフラエンジニアの業務知識をそのまま流用出来るので、転職時に新たにスキル取得などの苦労はないですね。

 

社内SEのメリット・デメリット

 

インフラエンジニアから社内SEを目指す場合、社内SEのメリット・デメリットについてもしっかり理解しておきたいです。

 

ここに書かれているデメリットを読んで、「やっぱりインフラエンジニアを続けよう」っと思ったとしても間違いではないと思います。

 

私は結果的にデメリット部分が気になって転職することは諦めました。

 

メリット

 

・ベンダー系インフラエンジニアより残業は少ない傾向

・ルーティンワークが多いので、慣れれば精神的に安定出来る

・お客さんは自社社員なので、高度な対人スキルは求められない

 

デメリット

 

・保守系業務は取得出来るスキルが限定的なのでキャリアアップにつながりにくい

・社内インフラで問題が起きると、つらい立場になるケースも

 

デメリット2点目の補足ですが、社内のシステムに重大な問題が発生すると社内インフラ担当の責任になるので、自社での風当たりがきつくなることがあります。

 

実際、私が勤めている会社の社内インフラ担当のスキルが低く、時々業務に影響が出る障害が発生して社員から冷ややかな目で見られている光景をよく見ます。

 

注意点

 

1点注意点ですが、上記に記載したメリット・デメリットは社内SEとしてパッケージ開発をする場合は例外です。

(パッケージ開発の場合は繁忙期は残業は発生するし、プログラミングスキルを手に入れたことでキャリアアップに繋がることは十分ありえるので)

 

システム保守や社内インフラとして社内SEが対象となりますので、ご注意を。

 

【インフラ目線】社内SEに必要なスキル

 

社内SEに必要なスキルを考える上で重要なポイントは2つあります。

 

それは、

 

あなたが転職希望する会社が求める「社内SEのスキル」

 

 

あなた自身が社内SEとして目指すキャリアに必要な「社内SEのスキル」

 

の2つです。

 

上記2つを意識していれば、転職先の会社に必要な人材になれるし、自分のキャリアを伸ばせる転職が出来ると思います。

 

例えば、あなたがパッケージ開発要員として社内SEになりたい場合は、プログラミングスキルやデータベースの知識、開発環境ツールやプロジェクト管理ツールなどの使い方を最低限取得しておく必要があります。

 

一方で、社内インフラ担当として社内SEになりたい場合は、よりサーバ運用や保守に必要な基礎知識、スクリプトやシェルを利用した業務効率の改善スキル、セキュリティ対策に関する知識などを取得していれば、アピールポイントになると思います。

 

社内SEに転職活動する時のポイント

 

インフラエンジニアから社内SEに転職活動する場合のポイントは、

 

・現職の担当ユーザの社内SEにコネ転職する

・転職サイトは社内SEに特化した転職サイトで探す

 

の2点です。

 

社内SEにコネ転職

 

現職のインフラエンジニアの業務でユーザ環境のサーバ構築や保守作業を行なっている場合は、担当会社の社内SEになるのが一番の近道です。

 

いわゆる、コネ転職ですね。

 

もちろん、給料面や職場環境面が整っていることが前提ですが自分が担当したユーザであれば業務知識も多少ありますし、これまでの経験を活かせるのでスムーズに転職出来ると思います。

 

私の同僚も複数人「ホテル業界の社内SE」や「医療関係の社内SE」に転職していきました。

 

社内SEに特化した転職サイトで探す

 

コネが無い場合は、転職サイトから求人を探す事になると思いますが、大手の求人サイトだと他ジャンルも含めて案件数が多く、「うわっつらな」求人っていうイメージがあったので、あまりおすすめしません。

 

社内SEに特化した転職サイトがあるので、まずはこちらから探すと自分に合った求人を効率よく見つけることが出来ると思います。

 

>>社内SE転職ナビ

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

社内SEは魅力が多いのでシステムエンジニア業界では競争が激しい業種です。

社内SEに大きな魅力的と期待を感じているかもしれません。

 

ただし、自分のキャリアを意識した社内SEを目指さないと、

50代60代になった時に「使えないおっさん」になる可能性もあります。

 

充実したエンジニア生活を送る為にも、自分の目指すキャリアに合った転職をしていきたいですね。

 

社内SEへの転職を決断したなら、私を含めて社内SEへの「コネ」を持っている人はごく稀だと思いますので、まずは社内SEに特化した転職サイトでリサーチしていきましょう。

 

>>インフラエンジニアから社内SEに転職する